編み方の種類

籐編みには様々な編み方の技法があります。まず、編み方のステップとしてカゴの底となる組み始め、そして平面を編み始め、徐々に立体を作り上げていきます。編み終わった後は、止めにより、竪芯の始末を行います。その後、持ち手を付けたり、ワンポイントを追加するなど自分好みに作り上げていきます。基本となる竪芯の組み方と編み方、止め方をご紹介します。

籐編み

1. 底の組み方

作りたいサイズによって適した組み方に変えていくのがおすすめです。

  • 十字組
    シンプルで基本となる組み方。綺麗に編みこめるのは竪芯が13本までとなっているため、小物などを作る時におすすめです。
  • 井桁組
    十字組を2つ作り、ずらして組み合わせた組み方。中央が正方形になるのが特徴です。手軽に竪芯の本数を増やせるため、十字組より大きいものを作りたい場合におすすめです。
  • 米字組
    十字組2つを上下に斜めに重ね合わせた組み方。厚みが出るのが特徴です。大きな重厚感を出したい作品におすすめです。

2. 編み方

平面や立体を作り上げるときに、利用しやすい編み方をいくつかご紹介します。

  • 素編み・追いかけ編み
    竪芯を交互に上一束(竪芯2本)、下一束(竪芯2本)とすくい上げながら編んでいく最も基本的な技法です。追いかけ編みは編み糸が2本でずらして、すくう編み方です。
    素編みの竪芯の本数は奇数、追いかけは偶数となり、どちらも編み目は同じです。
  • うず編み
    竪芯片側だけ1本カットして、カット部分まで2本束を素編みの要領で編みこんでいく技法です。自然と竪芯が1本になり、編み目が渦状になります。
  • 3本縄編み
    編み糸を素編みの要領で交差させながら編む技法です。しっかりとした厚みのある編み目になります。

3. 止め方

編み終わり後に、竪芯を始末する方法です。

  • 三つ編み止め
    カゴなどの円形のものによく使われる止め方です。竪芯を3本の籐で止めて、余った竪芯は裏側にてカットしています。
  • スカラップ止め
    貝殻を並べたような止め方です。竪芯を一つ飛ばしで差し込んでいきます。

 

他にも様々な組み方や編み方、止め方がございますので、詳しくは参考書籍をご参照ください。

 

籐編みシート(番外編)

籐で作られた製品は世界中に多くあります。例えば、お手持ちの椅子などの家具の背もたれや座面にも籐が使われている場合があります。

籐編みシートの作り方のプロセスは、素材の選別、曲げを直す、組立と編み、そして磨きで終わるのが一連のプロセスです。弊社が扱っている籐編みシートは、一本一本異なる質の籐を職人が見定め、作り上げています。

編み方にも様々な種類があり、メジャーな編み方をご紹介します。また、弊社も籐編みシートを販売しておりますので、ご覧ください。